【100円のコーラを1000円で売る方法】(永井考尚)

▼どんな本?
マーケティングとは何ぞや?の本になります。
今の自分の職業・業務内容とは全く関係無いのですが、何か通ずるところが無いか。
はたまたマーケティングの裏側が覗けるのでは?と思い、この本を手に取りました。
タイトルもいいですよね。
「マーケティングの極意」とかだったら買わないですよ。きっと。
本の構成としては、マーケティングについてよく解っていないけど、
とにかく勝ち気な主人公が、様々な失敗を糧に外部の助言や自身の気付きを得ながら
成長していくという、ジャンルは違えどもマンガとかでありがちなストーリー仕立てで
進んでいきます。いわゆる王道の啓蒙スタイルですね。
王道だからこそ、と言うのもありますが、作者さんの構成・文章もまた上手く、
「早く次の情報をくれ」と、どんどんページが進んでいきます。
▼読み所は?
さて、肝心のマーケティングとは何ぞや?ですが、ChatGPTに聞いてみたところ
「お客さんが欲しいものを見つけて、作って、届けて、買ってもらうまでのしくみをつくること」
と回答してきました。
この本を読んだ後だからこそ、「ほぅ、中々解ってるじゃないか」と謎の上から目線が
出来るのですが、この
「お客さんが欲しいものを見つけて」「買ってもらうまでのしくみをつくる」
がいかに大事か、そしていかに難しいかが、この本を読むと解ります。
もちろん、本の構成上は「この問題はこうだ」とか「この問題はコレで解決」というテンポで
進めなければならないので、適材適所な対応策・解決策が述べられているのですが、
現実社会では100%そのままトレースしても絶対解決する訳では無く、
状況や情勢を見定める必要はあります。(本書内でもそれは述べられています)
ですが、これらのノウハウを理解しておけば、少なくとも大失敗する可能性は減る
のではないでしょうか?
▼最後に
これは「マーケティングの本」ですが、この本の本質である(と勝手に解釈している)
・相手が本当は何を望んでいるのか?何を叶えて欲しいのか?
・それを解決するための手段は何か?
の考え方は、マーケティングに限らず、相手からの依頼で発生するお仕事
(プロジェクトレベルから、ちょっとしたお願いの対応に至るまで)であれば
応用が利くと考えています。
この本はタイトルから、「利益を上げるための本」の様に捉えられるかもしれませんが
(まぁ間違ってはいませんが)、別の視点で見れば「働くこと」の本質が読み取れる
かもしれません。
※働き始めて5~10年目くらいの方が読むと刺さるかも?

コメント